最近、UXデザインへの注目が高まっており、UXデザイナーになりたいと考える方も増えてきています。
しかし、UXデザインをどこで学んだら良いか分からないという方も少なくありません。
実際、UXデザインを学べるスクールはまだまだ少ない上、その中から自分の目的に合う学びの場を選択するのはとても難しいでしょう。
そこで今回は、UXデザインを学ぶことができるおすすめのスクールと選び方にフォーカスしてご紹介していきます。
- UXデザイン、サービスデザイン、HCDプロセスを学びたい!
- 時間が無い社会人でも通えるスクールはどこ?
そんな熱意・疑問を抱いている方はぜひご覧ください!
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UXデザイン、UIデザインとは?
UXデザインという言葉を聞く機会は増えてきていますが、具体的にUI/UXデザインとは何なのか分からないという方もいるでしょう。
そこでここからは、UI/UXデザインについて詳しく見ていきます。
UXデザインとUIデザインの違い
UXデザインを語る上でよく併記されるのがUIデザイン。「UI」とは、ユーザーインターフェースの略称です。
UIデザインとは、ユーザーがWEBサイトやアプリをより快適に使うための設計のことを指します。
UIデザインが優れているのかどうかによってユーザーの滞在率やサービスの利用率が大きく異なるため、スムーズに利用することができるUIデザインを作ることが重要だと言われています。
UXデザインはユーザーの体験をより良くするために不可欠な概念
UXデザインの「UX」とは、ユーザ―エクスペリエンスの略称です。
UXデザインとは、ユーザーがサービスやシステムの利用を通じて得ることができる体験のことを指しています。
ユーザーが実際にサービスを購入して利用し、「また買いたい」「使いたい」と思うことをゴールとして設定します。
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UI/UXデザインを「オンライン」で学べるスクール・サービス
ここまでは通学しながらUI/UXデザインを学ぶことができるスクールをご紹介してきました。しかし、現在はオンラインで学習することができるサイトやサービスもより多くあります。そこでここからは、オンラインでUI/UXデザインを学ぶことができるおすすめスクールをご紹介していきます。
DMM WEBCAMP UI/UXデザインコース
UI/UXデザインについて、基礎から徹底的に学べるコースですので、全くの初心者でも大丈夫です。
とにかくサポートが手厚いのがDMM WEBCAMPの特徴。オンライン講座の場合、「1人で続けられるかどうか」は多くの方が抱える悩みです。
その不安は、週2回のメンタリングと毎日15時~23時のチャットサポートで解消できます。長期間にわたってスキル習得をするのが苦手という方でも、短期集中で間でスキルを身につけられます
UX(ユーザーエクスペリエンス)やUI(ユーザーインターフェイス)を考慮するうえで大切にしたい思考方法から、Webサービスのデザイン実装まで、卒業後に使えることを意識したカリキュラム構成も魅力。
そして、DMM WEBCAMP UI/UXコースの受講者は、デザイナー必携のAdobe CCが2か月無料で使い放題にもなるのです。
3か月目以降は費用が発生しますが、AdobeCCを最安値で購入する裏技や、AdobeXDを無料で使う方法を駆使すれば、コスパよく学習を進めていくことが可能です。
身近なサービスの分析結果をもとに、カスタマージャーニーマップとシナリオ(ストーリー)ボードを作成します。サイトマップや遷移図、ワイヤーフレームなど、Webデザインに際して不可欠な項目も盛り込まれているので、机上の空論で終わらない実践的な学びができます。
ベースを身に付けたら、プロトタイピングデザインなど、動的なサイトやアプリケーションの仕様開発に欠かせない中間成果物の作成方法を学びます。このプロセスを通じてUIデザインのスキルを高められます。
受講生が希望すれば、転職や副業のサポートを無料で受けることができます。技術を習得して終わりではなく、その技術をどのように活かしていくかをサポートしてくれます。この講座で学んだことをポートフォリオ化することで、転職や社内異動などの強い味方となってくれまよ。
価格やサポート詳細はリンク先の公式サイトにてご確認ください。
chot.design
chot.designとは、WEBデザインやUI/UXデザインを学ぶことができる学習サイトです。
基本的には無料で登録することができ、基礎から学ぶことができます。
カリキュラムは細かく分けられており、必要となるソフトの使い方やデザインの基本や応用スキルを身につけることができるので、手軽に自宅でUI/UXデザインの学習が行える点が特徴です。
その上、chot.designにはchot.design+というバージョンも用意されています。こちらは月額1100円のサブスクとなっており、これに登録すると現役デザイナーが執筆した500本以上のカリキュラムが読み放題となります。
それ以外にも会員限定の特別イベントへ参加できるようになるため、仲間づくりもできるでしょう。
また、chot.designの利用者は「chot.designしごとさがし」も利用することができるので、自分で身につけたスキルを使って就職活動を進めることもできます。実務未経験でも採用される案件も多く扱っているため、スムーズな就職活動が行えるでしょう。
Cocoda
Cocodaは、さまざまなデザイナーが用意したカリキュラムの中から自分で必要なものを選択して学習することができるデザインサイトです。
内容としては実際に現場で必要となるスキルや考え方が多く、参考になるヒントが多く用意されています。
UI/UXデザインを作るための基礎知識やスキルは身につけたけれども、現場でどうしたらいいか分からないという自体が起こった時に、必要な情報を探すのに最適でしょう。
気に入った記事は簡単にお気に入り登録をすることができ、いつでも手軽に見直すことができます。無料で利用することができる点もありがたいポイントでしょう。
Udemy
Udemyとは、18万以上も用意されているオンラインビデオサービスの中から、自分に必要な情報を探して閲覧することができるというデザインサイトです。カリキュラムは買い切りとなっており、単価は1500円~とかなり安い設定になっています。
一度購入してしまえば、いつでも何度でも繰り返し見ることができるので、よりコスパよく必要なスキルを身につけることができると人気があります。基礎知識から学べるカリキュラムも多いので、未経験の方でも安心でしょう。
Schoo
Schooとは、デザインやプログラミング学習の生放送ライブを行っているサイトです。
基本的には講師がオンラインで授業を行い、それをユーザーが聞くというスタイルですが、ユーザー側からもコメントをすることができるので、リアルタイムで回答してもらえたり、質問の内容によって授業が変化するという点が魅力です。
講師の問いかけに対して自分で考えたり、周りの意見を聞いたりすることができるので、より深い学びを行うことができます。その上、行われた授業はすべて録画されており、いつでも動画を振り返ることができる点も便利でしょう。
月額980円のプレミアムプランに登録すると、7000本以上の動画が見放題になるので、より多くの学習を行うことができます。
Schoo - 大人たちがずっと学び続ける生放送コミュニティ
Xデザイン学校
Xデザイン学校は、社会人のためのデザインスクールです。
UX、人間中心設計(HCD)、デザイン思考、サービスデザインなどを土台にしながら、それらにとらわれず誰もがデザインを活用できる社会を目指して、デザインの学習と研究を進めている民間のスクールです。
東京または大阪にて通学で受講するスタイルだったのですが、コロナ禍以降は完全オンラインで受講可能なため全国につながりを持つことができる可能になりました。
学校法人ではなく学位の取得はできませんが、その道の第一人者も通学実績があり、初学者からベテランまで幅広い方から支持されています。
初心者向けのスタンダードコースや上級者向けのマスターコースのほか、ユーザーリサーチに特化した専科やデザイン組織のリーダー・幹部候補生向けのコースも用意されています。
Coursera | Google UXデザインプロフェッショナル認定コース
UXデザインに関する体系的な学習をしたい方には、Courseraの「Google UXデザインプロフェッショナル認定コース」がオススメです。
Google UXデザイン プロフェッショナル認定は、オンライン上で講義を受けて課題に取り組みながら、UXデザインについて体系的な知識習得とアウトプットのトレーニングができる講座です。
Google UXデザイン プロフェッショナル認定コースには、次の7つのコースがあります。
- Foundations of User Experience (UX) Design
- Start the UX Design Process: Empathize, Define, and Ideate
- Build Wireframes and Low-Fidelity Prototypes
- Conduct UX Research and Test Early Concepts
- Create High-Fidelity Designs and Prototypes in Figma
- Responsive Web Design in Adobe XD
- Design a User Experience for Social Good & Prepare for Jobs
各講座の内容は体系的になっているために、推奨として提示された順序で各認定プログラムのコースを受講することを強くおすすめします。
おすすめ|Google公式講座
UI/UXデザインを「通学」で学べるスクール
ではここからは、UI/UXデザインを学ぶためにおすすめのデザインスクールについてご紹介していきます。ここでは通学型のスクールを5つ挙げていきますので、通学してデザインを学びたいと思っている方はぜひチェックしてみてくださいね。
デジタルハリウッド 本科UI/UXD専攻
デジタルハリウッドとは、創設されて25年の間に9万人の卒業生を輩出している大手のデザインスクールです。未経験からプロとして現場で活躍できるようなカリキュラムが用意されていることから、人気があります。
デジタルハリウッドにはさまざまなコースが用意されていますが、その中でもUX/UXDのコースは本科に分類されています。
本科とは、1年間という十分な時間を使い、現場で即戦力となるスキルを身につけるコースとなっています。デザインの基礎はもちろんですが、グラフィックやデジタル表現、インタラクティブ表現などを学んでアウトプットするスキルをつけることができるので、卒業後にスムーズにデザイン会社に就職することができるでしょう。
卒業後のサポ―トも充実していますし、優秀作品を作ることができたら毎年企業の採用担当者に向けてプレゼンを行う「クリエイターズオーディション」に出場することもできるので、大手企業に才能を認められて就職先が決まるということもあります。
その上、デジタルハリウッド本科UI/UXD専攻の中にもさまざまなコースが用意されており、その中から自分で学習内容を選択することができます。そのため、自分が進みたいキャリアに応じて必要な知識やスキルを身につけることができるでしょう。
デジタルハリウッドでは授業の見学や体験ができる無料のスクール説明会が用意されているため、気になる方はまず足を運んでみることをおすすめします。
インターネットアカデミー
インターネットアカデミーとは、日本で初めて設立されたWEB専門のスクールです。
インターネットアカデミーの特徴としては、デザイン系のコースだけでも13個用意されているという点です。通う方1人ひとりのキャリアや現状の能力に合わせて最適なカリキュラムを選択することができるので、確実に必要なスキルを身につけることができる点が特徴です。
UI/UX講座では、ターゲットユーザーの設定方法・情報設計やインターフェースデザインの手法・ユーザビリティやアクセシビリティの概念などを学ぶことができます。デザインの基礎知識についても取り扱いますので、デザイン初心者でも安心です。
インターネットアカデミーの授業スタイルは「オンデマンド授業」「ライブ授業」「マンツーマン授業」「フリーレッスン」の4つが用意されており、この全てが教室でもオンラインでも受けられるようになっています。そのため、自分のスケジュールや勉強の進み具合に合わせて必要な情報を必要な時に習得することができる仕組みと言えるでしょう。例えば、ライブ授業で他の方と一緒に楽しく学び、その復習を自宅でオンデマンド授業で行いつつ、分からないところが出てきたらマンツーマン授業を受けて細かい点を質問するというやり方を行うことができるのです。充実したサポート体制が整っているからこそ、確実に実力を身につけることが可能となっています。たくさんのコースがあって迷ってしまうという方は無料のオンラインカウンセリングが用意されているので、まずそこで尋ねてみることをおすすめします。
東京デザインプレックス研究所
東京デザインプレックス研究所とは、次世代のデザイナーを育成するためのコンテンポラリーデザインの教育機関です。高いスキルを持った講師が少人数制のクラスで授業を行うので、より早く確実にスキルを習得することができると言われています。
ちなみに、東京デザインプレックス研究所のUI/UX専攻は日本初の本格派UI/UXデザイナー養成プログラムです。
近年のプロダクト開発において、UI/UXデザインの重要性はますます高まっています。したがって、UI/UXデザイナーやUXリサーチャーといった職種は、次世代のクリエイティブの中核を担う存在として注目されています。
東京デザインプレックス研究所の講義では最新のトレンドを踏まえ、プロダクトの要件定義やUI/UXデザイン、プロトタイピングの基礎・応用を中心に、関連する知識を座学と実習で学ぶことができます。
また、人間中心設計(HCD)、行動経済学、人間工学、感性工学などの視点をUI/UXデザインに取り入れることで、ユーザー体験の最適化を学ぶことに重点を置いているのも特徴です。
定期的に各業界のトップクリエイターを講師に迎えて、現場で必要となるデザインの真髄を学ぶことができるので、学習しながら現場に出た際のイメージを膨らませることができるでしょう。
UI/UXデザイナーになるためのスクール選びのポイント
UI/UXデザインを学ぶことができるデザインスクールは実はあまり多くありません。
実際に就職して活躍できるスキルを身につけることができる場所は限られています。
そんな限られた選択肢の中から、自分に最適なUI/UXデザインスクールを選ぶためのポイントについてご紹介していきます。
ポイント1|実践的な学習ができるか
デザインスクールによって、学習のカリキュラムや勉強方法は異なります。UIの設計に力を入れているのか、ユーザーリサーチや体験設計などUXに軸足を置いた内容か、ありたい姿に近付けるスクールを選ぶ必要があるでしょう。
講義のような形で一方的に講師が話すのを聞くというスタイルや、事前に録画された動画を見ながら学ぶという授業形式などがあります。
しかし、ただ情報を得るだけのスタイルだと、知識を得ることはできても、実際に使うためのスキルを身につけることはできません。
現場に出て必要となるのは、想像したものを形にすることができるスキルなので、より実践的な学習ができるデザインスクールを選んでおくことによって、よりスムーズに就職してからの活躍につながるでしょう。
アウトプットする中で分からないことが出てくるということも多いと思いますので、そのような際に丁寧にサポートしてくれるスクールを選ぶと、なおよいです。
ポイント2|学習スタイルが自分に合っているか
デザインスクールの中には、常駐しているスクールに通って学習をする「通学型」と、自分の好きな場所でパソコンを使って学習をする「オンライン型」の2通りがあります。
デザインスクールに通いたいと考える方の多くが、学校や仕事と両立して行いたいと考えていることでしょう。そのため、どちらが自分が両立しやすいのかをしっかりと考えて選択する必要があります。
通学型だと、スクールに行った時間は集中して勉強を進めることができますし、同じように学習する仲間と一緒に進めることができたり、講師からの直接の指導が受けられるので、勉強しやすいという方も多いでしょう。
一方、オンライン型は時間や場所を選ばずに自分の好きなタイミングで学習することができるので、より効率的にデザインのスキル習得を行うことができます。どちらにも魅力があるからこそ、自分の向き不向きを考えることが重要です。
ポイント3|サポート体制が整っているか
デザインスクールによって、サポート体制は異なります。
自分が学習しやすい環境が整っている場所であれば、よりストレスなくスキル習得を行うことができるので安心です。
たとえば、デザインスクールの中には24時間いつでも講師に相談することができるチャットサービスやオンラインでも画面共有して教えてくれるサポートなどがあります。
自分がどのようなスタイルで勉強したいかを考えて、デザインスクールを選びましょう。
ポイント4|就職サポートがあるか
デザインスクールに通おうと思っている方は、卒業後にデザインの仕事に就きたいと考えている方が多いでしょう。
そのような場合、未経験からの就職になりますし、デザイン会社はスキルを重視する傾向があるので、自分1人での就職活動に不満を感じる人もいるようです。そのため、就職サポートが充実しているデザインスクールを選択することをおすすめします。
デザインスクールの中には、実際に自分で案件を獲得するまでの流れを疑似体験できるカリキュラムやキャリア相談、面接対策などさまざまなサポートを用意しているところもあります。自分がほしいと思う支援を行っているスクールを選ぶといいでしょう。
UI/UXデザインを学ぶ際の注意点
では、UI/UXデザインを学ぶ際にはどのような点に注意したらいいのでしょうか?
継続できる方法を探す
UI/UXデザインの勉強を始めた時には、高いモチベーションがあるので積極的に勉強をすることができるでしょう。
しかし、UI/UXデザインを実践で使うことができるようになるには、一定の時間と勉強量が必要となります。
そのため、勉強は一時的なものではなく、継続して行わなければいけません。
最初のうちは無理なスケジュールでも頑張って勉強できるかもしれませんが、あまりにも無理をしすぎると長く続けることができないので、ストレスフリーで勉強できる環境を整えることを意識しましょう。
理想のキャリアを決めて勉強する
スクールで勉強する時でも独学で勉強する場合でも、自分の進みたいキャリアを決めてそこに向かって勉強することは重要です。
ただ闇雲に勉強するだけではモチベーションが下がってしまいますし、習得の前に諦めてしまう可能性があります。
その上、UI/UXデザインの中でもどのようなものを作りたいのかについて決めていなければ、最適な学習を行うことはできません。
そのため、まずは目指す場所を決めてから勉強を始めるようにしましょう。
まとめ
最近は、UI/UXデザインの重要性が高まっています。そのため、UI/UXデザイナーの需要も大きく高まってきています。
今後必要となる職業だからこそ、今のうちに学習してスキルを身につけておけば、自分の理想とする働き方を実現することができるでしょう。
UI/UXデザインを学習できる場所はたくさんありますが、学習方法はスクールやサイトによって大きく異なります。より効率よくスキルを身につけるためには、自分に必要となるスキルを学習できる場所や自分が継続しやすい方法でカリキュラムを提供している場所を探す必要があります。
ぜひ最適な場所を探して、UI/UXデザインの学習を進めてください。
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