コラム

 公開日: 2015-08-07  最終更新日: 2017-09-05

画面にくるくると回る表示が出て動かない、遅くなるのはなぜ?

くるくる回り始めるとストレスは頂点に!

●パソコン、スマホ、タブレットでネット動画を閲覧している時や普通にアプリを使っている最中でも画面にくるくると回る表示が出てきて突然動かなくなったり、動きが遅くなったりすることがありませんか?

●そんなときは大抵の人は「またか!」と不愉快になったり、ついイラついたりしますよね。

●おまけにWi-Fiが入りにくいなど通信環境が悪い状況が重なると、もはや端末としての役目は何ら果たさなくなり、これではただのストレス発生装置になってしまいます。

●このくるくるマークは"ビジーカーソル"または"リングカーソル"といいます。以前のWindowsでは"砂時計マーク"といっていたものです。パソコンの中で年中くるくると回転していたのでその悪名もすっかり定着した感がありますが、あまりに多くの人をイラつかせたため実物の砂時計を見るのも嫌になる人が続出したという話まであります。

●カーソルのデザインはOSによって様々ですが、今ではほとんどの端末でリング状のマークがくるくる回転しているものが主流になっているようです。

●パソコンだけでなく、タブレットやスマホでもこのマークが出てくる状況が最近多くなってきましたが、一体なぜそんなことになるのでしょうか?


          ※Windowsのリングカーソル


          ※Androidのリングカーソル

何でも詰め込み過ぎのWebページ、アプリ

●ひとつは、最近のコンテンツ自体が重たくなってきていることが影響しています。アプリにしろ、ネットのWebページにしても便利なものは多いのですが、その分データの量も多く、近頃ではリスティング広告が増え、アクセス解析も詳細になっています。

●ブラウザのツールバー、アドオンなども影響は大きく、多重使用では激重になったり最悪の場合ブラウザがクラッシュすることもあります。

●さらにセキュリティーが強固になり、スクリプトなどがページ内にこれでもかといわんばかりに詰め込まれるため、たった1ページを開くだけでもかなりの負荷がかかるようになってきています。

●その上、本体側のセキュリティーが動作したり、アップデートがかかったりすれば更に負荷が激増。おまけにWi-Fiが届きにくい、回線速度が間に合わない・・などであの「くるくる」表示が即座に出きて動かなくなってしまうというわけです。Wi-Fiのアンテナ表示が0~2本を行ったり来たりしている場合は、Wi-Fi環境の改善を行いましょう。

「自宅Wi-Fiでスマホ、タブレットの動画を快適に見る方法 」
http://mbp-fukuoka.com/pc-pro/column/8955/

●また、端末の状態も関係しています。特にRAM容量(物理メモリ容量)が少ない機種は影響を受けやすくなります。これは記憶容量(ストレージ)とは別のものです。記憶容量の空き領域はある程度確保されていれば、パフォーマンスへの影響は少ないといえます。"RAM"とはカタログでは"メモリー"と表記してある1GBとか2GBなどの記載がある部分のことを言います。

●スマホ、タブレットでRAMの容量が512MBとなっている機種では今のネット環境ではとても足りず、場合によっては1GBでも不足気味となります。最近のスマホはRAM搭載量が2GB以上のものが主流になりつつありますが、今後はもっと搭載容量も上がってくるものと思われます。そんなご時世、タブレット・スマホで512MBというものは正直な話論外、1GBでもそろそろ限界に近づいているといっても良いでしょう。ネットなどでの格安品の購入時にはRAM容量に注意が必要です。

●また、メモリ容量(RAM)が十分でもそれを上回る負荷を与えた場合、動作や表示に当然影響が出ます。起動しているアプリの量、Webページの量次第ですから、不必要に同時起動させず必要のないものはこまめに落として(終了させて)使用し、「くるくる表示」出現をできるだけ回避するようにしましょう。また、キャッシュ(一時ファイル)も肥大化する前に削除したほうが良いでしょう。


※スマホはRAM 2GBが標準に・・・今後も大容量化が見込まれる。


※タブレットはRAM 1~2GBが主流。
512MB、1GBは既に不足気味。

パソコンにはあってスマホ、タブレットには無い「伝家の宝刀」

●パソコンでは64bitOSで搭載メモリ容量が2GBの場合は、OSのアップデートなど作業中のメモリ展開次第で間に合わなくなります。最低でも4GBは必要です。幸い、パソコンはタブレット・スマホと違って、「メモリの増設」という「伝家の宝刀」がありますので使わない手はありません。

●しかし、タブレット・スマホは増設ができませんので固定容量内でいかにメモリの消費、占有を減らせるか・・・という方法しか対策はありません。

●そもそも必要の無いアプリや起動時にバックグラウンドに常駐するアプリなどは、無効にしておくことがプライオリティーとしては先で、アプリをあれこれと詰め込むのはそのあとにすることです。まず、余計なメモリ消費を減らすことで、パフォーマンスへの影響を少しでも軽減させる必要があります。

●便利なアプリ、Webサイトなどでいろんなことをして楽しみたい、活用したいと思うのは自由ですが、コンピュータの限られたメモリ空間というものは思ったように自由にならないものです。

九州インターワークス 注目のページ
「パソコンがおそい、固まる主な原因」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/osoi.htm

この記事を書いたプロ

九州インターワークス [ホームページ]

システムエンジニア 古賀竜一

佐賀県鳥栖市蔵上3丁目155 C-101 [地図]
TEL:0942-84-1943

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
セミナー・イベント
安全対策情報

東芝製ノートパソコンに搭載のバッテリーパックの交換・回収について(発火の恐れ) https://batterycheck.toshiba.com/BatteryUpdate/InformationJapan?region=TJPN&...

テクニカルリポート

○Windows7を継続して使用したいけれども、WindowsUpdateの不具合でPCが遅くなっているという場合の対処法について情報のご提供を行っています。コラム[おそいWi...

 
このプロの紹介記事
古賀竜一 こがりゅういち

10年後、20年後を見据え、IT社会の恩恵が受けられる拠点づくりをしたい(1/3)

「九州インターワークス」の古賀竜一さんは、PC講習から、PCの故障診断、修理、データ復旧、オーダーメイドPCの設計製作販売に至るまで、幅広い事業を展開するコンピューターサポートエンジニア。自らを“PCの救急救命士”と呼び、トラブルに見舞われ...

古賀竜一プロに相談してみよう!

九州朝日放送 マイベストプロ

ITの導入から運用管理・保守まで一貫した対応

会社名 : 九州インターワークス
住所 : 佐賀県鳥栖市蔵上3丁目155 C-101 [地図]
TEL : 0942-84-1943

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0942-84-1943

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

古賀竜一(こがりゅういち)

九州インターワークス

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
最新版Firefox57は期待通りだった!インターネットのページ表示が驚くほど高速快適に
イメージ

 早速使ってみよう! ●Firefoxの最新バージョン57が11月15日公開されました。●今回のアップデートで大幅...

[ ITテクノロジー、イノベーション ]

富士通のパソコンがLenovo製になる。PCユーザーにはどんな影響があるのか
イメージ

 業界再編まっただ中 ●今月発表された報道によると、すでにLenovoと事業統合しているNECに続き、富士通もPC事...

[ ITトレンドと話題になっていること ]

安全だと思われていたWPA2、ついに脆弱性が発見される!Wi-Fi利用者のほとんどに影響
イメージ

 Wi-Fi利用者のほぼすべてに影響 ●これまで最も安全だと言われていた無線LANの暗号化プロトコルであるWPA2。今...

[ ITで今起きている問題と課題 ]

CanonのプリンターがWi-FiでもUSBでも印刷できなくなった!その意外な原因とは
イメージ

 Wi-Fi印刷には無線ルータが必要 ●先日のサポート事例です。印刷が出来なくなったとの出張サポート依頼があり...

[ ITサポートの事例と実例 ]

格安SIMでスマホのコスト削減を実現できる!しかし、SIMフリースマホには3つのデメリットがある
イメージ

 スマホ代を安くするには ●毎月かかるスマホ料金。1台であればそう負担に感じることはないという方もおられる...

[ 知って得するITノウハウ ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ