コラム

 公開日: 2015-07-12  最終更新日: 2015-11-12

プロの視点で選ぶ中古パソコン、究極のポイント(ハードウェア編)

前回のコラムはこちら
プロの視点で選ぶ中古パソコン、究極のポイント(OS、ソフトウェア編)
http://mbp-fukuoka.com/pc-pro/column/8748/

●前回のOS、ソフトウェア編に続き、今回はハードウェア編です。中古パソコンを選ぶ際に、スペック(性能)も気になる点です。
しかし、使用用途に合ったものを購入しないとやはりお金をドブに捨てるようなことになりますので注意が必要。

●中古PC選びに必要な性能面(ハードウェア)をひとつずつ検証してみたいと思います。

CPU

●中古パソコンで何をするのかにもよりますが、高画質動画・HDビデオ再生、動画編集または高性能CADなどを頻繁に使うのであればCore2Duo、CeleronDC、PentiumDC、Core iシリーズなどのマルチコアCPUのものに限ります。

●シングルコアCPUでは性能的にそのような場合の再生や処理に支障が出ることがあります。それでなくても動作がもっさりしてイラつく原因にもなります。できればグラフィックス能力はCPU統合、チップセット統合グラフィックスではなくGPUを搭載したものにすることで描画能力は飛躍的に向上します。

●しかし、ワード・エクセルなど事務作業やネット検索が主な使い方であればCeleronなどのシングルコアCPUでも問題ないでしょう。逆に事務処理などのシングルタスクの処理スピードはシングルコアのほうが良かったりしますので、比較的安価なシングルコアCPUでも仕事などで使うには選択肢の一つとしてかなりお得な選択となります。


メモリ

●中古パソコンで一番問題になるのがこの部分です。パソコンが快適に動作するためのメモリ搭載量はこれまでのサポート事例なども考えると以下が推奨されます。

Windows XP・・・ 1GB以上
Windows Vista、7、8.1(32bit)・・・2GB以上
Windows Vista、7、8.1(64bit)・・・4GB以上

●中古PCの購入時には、メモリ搭載量を必ず調べることが肝心です。パソコンの動作に一番影響を与えるのがこのメモリですから、以上の数値を満たしていないものは購入すべきではありません。

●回線契約のおまけで付いてくるパソコンや「お譲りします」というチラシのパソコンなどは満たないものがありますので注意しましょう。


HDD(ハードディスク)

●中古パソコンは主にリースアップのビジネスモデルが多いのですが、ビジネスモデルのパソコンというのはサーバに接続して使用することが前提ですからHDD容量は最初から少なめになっています。

●しかし、あまりにも少ないと一般ユーザーが使用する用途では少なすぎる傾向にあります。その点も要チェックです。80GBに満たないような中古PCは購入すべきではありません。

●問題は容量が数百GBと大きいHDDなのにCドライブの容量が極端に少なくなっているパソコンです。そういうものを購入した場合は使い始める前にリカバリをしてCドライブ容量を大きくしてから使用を開始しなければ、後で容量が逼迫して困ったことになります。

光学ドライブ

●ビジネスモデルの場合、光学ドライブのほとんどはデータ漏洩防止などもあって、読み込みだけの機能のものが多く、ディスクの書き込みができないものがあります。

●購入時にあまりこの部分には気が回らず、当然あると思ってしまいがちですができればDVD-R/RW対応のものを選んだほうが良いでしょう。

インターフェース

●USBポートやSDカードリーダなどが満足についているかは前もって良く調べましょう。USBポートが2箇所しかない、SDカードリーダが無いものも多いようです。これらは増設などが可能ですから致命的なものにはなりませんが、できればあったほうがいいと思うので気に留めておきましょう。

●外部ディスプレー用のコネクタがアナログのみのものが大半です。中古PCはHDMIなどがないものが多く出回っています。外部モニタを頻繁に使用する機会がある方は中古PC購入の際に接続ポートがお持ちのプロジェクタなどに合うかどうか調べましょう。


以上ハードウェア編でした

次回は「中古パソコン、これだけは避けたい致命的要素」

九州インターワークス 注目のページ
「パソコンがおそい、固まる主な原因」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/osoi.htm

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九州インターワークス [ホームページ]

システムエンジニア 古賀竜一

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