コラム

 公開日: 2014-12-01  最終更新日: 2016-03-26

MS Officeが入っていなくても表計算、プレゼン、ワープロが出来る!

ワード、エクセルが入っていないパソコン・・・でも導入OK

●中古PCはもちろんのこと、最近では格安の新品パソコンにもMS Officeが付属していないものがあり、パソコンを安く買えた!と何も知らずに喜んで購入したらワードもエクセルも入っていなかった・・・と落胆されている諸氏も多いのではないかと思います。

●そもそも買ったときにパソコンには入っているものではないか?と誤解されているようですが、確かに新品のパソコンの多くはメーカーがMS Officeを付属していて、あらかじめ導入して販売しているために、Windowsの機能の一部だとの誤解が未だにあるようで、こういった悲劇が起きる要因になっています。

●実際にはWindowsとOfficeは別のソフトウェアであり、ワード、エクセル、パワーポイントはWindows内の機能または標準装備のソフトウェアではありません。ですからワード、エクセルを使わないニーズにあわせてOfficeの付属をなくし、その分価格を下げて購入しやすくしているPCもあるのです。安いPCと言うのはそれなりの理由というものがあります。パソコン購入の際は性能だけでなく付属ソフトの有無をよく確かめる必要があるわけです。

●また、中古PCの多くがOfficeのライセンスを喪失した物が多く、そうかと言って付属すると販売価格が上がり、中古の価格的魅力を損ねてしまうためにMS Officeの付属のものはあまり出回っていないのです。それだけMS Officeのライセンス料金は高額といえます。

●では、MS Officeが入っていないPCを入手してしまった場合はどうすることもできないのでしょうか?
パソコンショップなどに行けばMS Officeのパッケージ版(BOX版)というものが販売されてはいますし、通販でダウンロード版を購入する方法もありますが、思ったほど安くはありません。中古パソコンがもう一台買えるくらいの価格です。これは選択肢としてはとても手が出ません。

●そこで、オープンソースソフトウェアのLibreOfficeの出番です。



これでいいじゃないか!と思わせる程の出来。

●オープンソースソフトウェアのLibreOfficeは、MS Office互換ソフトとして様々なところで利用が進んでいます。地方自治体や大学、各種団体でも利用が拡大していて、個人でも利用する人が増えてきています。

●こんな記事もあります。
「Microsoft Office」から「LibreOffice」へ--円滑な移行のための10カ条
http://japan.zdnet.com/article/35055797/

●オープンソースソフトウェアのため、無料でだれでも入手と導入が可能で、制限無く何台でも入れることができます。プロダクトキーも必要ありません。

●一応MS Officeとの互換性を追求していますので簡単に作成したエクセル、ワード文章ならそのまま開くことが可能です。多少レイアウトなどが互換しないことがありますが修正すれば何とかなる程度の場合が多く、全く無いよりずっと便利です。

●保存形式も、MS Office形式(xls,xlsx,doc,docx,ppt,pptx)などで保存が可能。そのままPDF文書にも変換が可能です。

●特に、作成したファイルそのものを外部とやり取りをしない使用環境の場合、自己完結使用ならば利便性はMS Officeとほぼ変わりないと思います。


※LibreDrawで作成したチラシ。画像はドラッグアンドドロップで 貼り付けが可能。PDFとして出力、保存もできる。


                クリックで拡大
※左がExcel2013で開いた文書、右が同じ文書を LibreOfice Calc(表計算)で
 開いたもの。 ほぼ同等の表示となる。xlsxでの保存も可能。 PDF出力、保存もOK。

●町内会の文書作成や自分だけが利用する表計算データ、原稿用紙モードで原稿作り、LibreDrawではポスターやチラシ作りなどに威力を発揮すると思います。

●これだけのものが無料で使えるとは驚くべきものがあります。最近出回っている無料の怪しいソフト類とは出処も品質も全く別のものであり、世界中の有志によって常に開発とメンテナンスがされていて安全で安心して利用することが出来ます。寄付なども可能ですので、良いと思ったら私たちが支援をすることができます。

●LibreOfficeは以下より入手が可能です。
https://ja.libreoffice.org/
スクリーンショット
https://ja.libreoffice.org/discover/screenshots/
私たちは誰?
https://ja.libreoffice.org/about-us/who-are-we/

●儲かってしょうがない今時の大企業には無縁の話かもしれませんが不況とコストと闘っている中小零細企業、個人事業者には強力な味方になるものだと思います。

この記事を書いたプロ

九州インターワークス [ホームページ]

システムエンジニア 古賀竜一

佐賀県鳥栖市蔵上3丁目155 C-101 [地図]
TEL:0942-84-1943

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

21

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
セミナー・イベント
安全対策情報

東芝製ノートパソコンに搭載のバッテリーパックの交換・回収について(発火の恐れ) https://batterycheck.toshiba.com/BatteryUpdate/InformationJapan?region=TJPN&...

テクニカルリポート

○Windows7を継続して使用したいけれども、WindowsUpdateの不具合でPCが遅くなっているという場合の対処法について情報のご提供を行っています。コラム[おそいWi...

 
このプロの紹介記事
古賀竜一 こがりゅういち

10年後、20年後を見据え、IT社会の恩恵が受けられる拠点づくりをしたい(1/3)

「九州インターワークス」の古賀竜一さんは、PC講習から、PCの故障診断、修理、データ復旧、オーダーメイドPCの設計製作販売に至るまで、幅広い事業を展開するコンピューターサポートエンジニア。自らを“PCの救急救命士”と呼び、トラブルに見舞われ...

古賀竜一プロに相談してみよう!

九州朝日放送 マイベストプロ

ハードウェアに強く、短時間で的確な対応とアドバイスを提供

会社名 : 九州インターワークス
住所 : 佐賀県鳥栖市蔵上3丁目155 C-101 [地図]
TEL : 0942-84-1943

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0942-84-1943

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

古賀竜一(こがりゅういち)

九州インターワークス

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
古いWindowsやOfficeの日本語入力IMEの動作を少しだけ改善する方法
イメージ

 古いIMEは使いにくい ●WindowsXPをオフラインにして古いバージョンのOffice専用機として利用したり、Windows7...

[ 情報 ]

テキストデータをエクセルで使えるデータ表にする方法
イメージ

 テキストデータをエクセル表へ変換する ●ネットで調べ物をしていて探していたデータが見つかり、これを表デー...

[ ノウハウ ]

データは劣化する?意外と知られていないデジタルデータの落とし穴
イメージ

 やはりアナログよりデジタル ●情報がアナログからデジタルへと移行し、高いクオリティーを維持したまま短時間...

[ 情報 ]

「初心者だから安い中古PCで十分」は誤り。PC購入時の適切なアドバイスとは
イメージ

 初心者にとってプラスにならない ●世の中にはITに対する間違った知識や考え方というものがたくさんあります。...

[ 提言 ]

あなたの個人情報とIPアドレスがセットで知られてしまう? 電話営業を使った新たな手法
イメージ

 電話営業で売込みに見せかける手法 ●最近、電話営業で以下のようなことを行う会社があります。その電話は突然...

[ 情報 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ