コラム

 公開日: 2014-11-11 

サポートの現場で遭遇するパソコン操作の意外なトラブルとは

●パソコンサポートの現場で、どうしてこうなった?と不思議だったり想定外の意外なトラブルに遭遇することが良くあります。

●今回はその中でも、難しい操作などではなく、日頃誰もがやっている初歩的な操作で起きている、実際に遭遇した意外性のある操作の問題点とトラブルをいくつかをご紹介したいと思います。

ドラッグアンドドロップ操作

●マウス操作でファイルを移動したりゴミ箱に放り込んだり大変便利な機能ですが、トラブルになったらダメージが大きいのもこの操作の特徴です。

●システムが不安定な時やネットワークが不安定な時にこの操作をした場合、データが消失、または行方不明になることがあり、サポート事例でもたびたび相談があります。これはGUI(Graphical User Interface)を介在させる操作であることが主な原因。

●ドラッグアンドドロップ操作を禁止にしている会社なども実際にあるようです。基本操作はやはり"コピー、貼付け"です。

切り取り操作

●"切り取り"操作もトラブル誘因の一つとなります。"切り取り、貼り付け"でデータを移動させる際にネットワークやシステムが不安定だったりHDD転送に問題が出た場合、操作が完了せずそのままデータが喪失してしまうことがあります。

●特に大容量のデータを一度に転送する際には"切り取り"操作は危険です。これも実際にサポート事例でこれまで何度も起こっている事です。"コピー、貼り付け"で移動後、元データを削除するのが確実な操作です。



パケットライト

●パケットライトとは、CD-RやDVD-Rにデータを書込む際にドラッグで光学ディスクアイコンへデータなどをドロップすることで自動的に書込みを行う方法です。

●通常、光学ディクスメディアへのデータ書込みはライティングソフトを起動し、データを登録、書込み設定操作をして「ライティング」といういわば儀式を行います。ところが、パケットライトはそのような手間がかからず手軽だということでかなり一般化した操作になっています。

●しかし、このパケットライト方式は、環境によって互換性に問題が出ることがあり、作成したPC以外ではデータが開けなくなることがあります。これではデータをバックアップしていても意味がありません。

●サポート事例としては、以前のPCで作成したディスクだけ新しいPCでは読まないという相談で発覚します。

●ですから、互換性や保存性を重視する場合はパケットライト方式は避けた方が良いでしょう。



ファイルを開く(関連付け)

●メール添付などで送られてきたファイルを開こうとして下記のような表示が出てくる場合があります。その際にこの操作を続行してしまって、パソコンの"関連付け"をおかしくしてしまう例が今でもかなり見受けられます。



●サポート事例では、電話の応対の際にメール添付が開けないという相談で発覚します。

●そのファイルを開けるソフトウェアが入っていないPCでは、当然開くことはできません。無理にどうにかしようとして関連のない"関連付け"を強行しないように。また"関連付け"は自動車運転で言うならば交通標識を知っておくのと同じくらい、IT常識の一つです。「初心者だからわからない」という時期はもう過ぎています。

●このように何でもない操作でも時と場合によってはトラブルになることがあります。初歩的なパソコンの操作でも、簡単なようで実は奥が深いのです。パソコンは家電製品の操作のようにはいかないという事を再認識しましょう。

九州インターワークス 「あんしんパソコン講習」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/lecture.htm

この記事を書いたプロ

九州インターワークス [ホームページ]

システムエンジニア 古賀竜一

佐賀県鳥栖市蔵上3丁目155 C-101 [地図]
TEL:0942-84-1943

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
セミナー・イベント
安全対策情報

東芝製ノートパソコンに搭載のバッテリーパックの交換・回収について(発火の恐れ) https://batterycheck.toshiba.com/BatteryUpdate/InformationJapan?region=TJPN&...

テクニカルリポート

○Windows7を継続して使用したいけれども、WindowsUpdateの不具合でPCが遅くなっているという場合の対処法について情報のご提供を行っています。●トラブル防止の為...

 
このプロの紹介記事
古賀竜一 こがりゅういち

10年後、20年後を見据え、IT社会の恩恵が受けられる拠点づくりをしたい(1/3)

「九州インターワークス」の古賀竜一さんは、PC講習から、PCの故障診断、修理、データ復旧、オーダーメイドPCの設計製作販売に至るまで、幅広い事業を展開するコンピューターサポートエンジニア。自らを“PCの救急救命士”と呼び、トラブルに見舞われ...

古賀竜一プロに相談してみよう!

九州朝日放送 マイベストプロ

ハードウェアに強く、短時間で的確な対応とアドバイスを提供

会社名 : 九州インターワークス
住所 : 佐賀県鳥栖市蔵上3丁目155 C-101 [地図]
TEL : 0942-84-1943

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0942-84-1943

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

古賀竜一(こがりゅういち)

九州インターワークス

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マウスカーソルが勝手に動く、飛ぶ!何が起きているの? その原因と対応方法
イメージ

●先日の実際のサポート事例です。ノートパソコンで文章入力中にたびたびマウスカーソルがあちこち飛んだり動いたり...

[ 事例 ]

マイベストプロ福岡・佐賀セミナーでITセキュリティーの講師をさせていただきました
イメージ

 事業者のためのITセキュリティー講座 ●先日開催されたマイベストプロ福岡・佐賀セミナーで講師として「事業者...

[ 話題 ]

Windows10へ更新後、リカバリできない、リカバリに失敗する場合の原因と解決法とは
イメージ

 最近の機種は、今までの知識や復旧方法が使えない ●Windows8以降のOS搭載機では、BIOSがUEFI化されたものが大...

[ 事例 ]

機械がすぐに壊れてしまう、機械が言うことを聞かない原因と意外な事実
イメージ

 何かの仕業なのか? ●昔「グレムリン」という映画がありました。機械にいたずらをする西洋に伝わる妖精をヒン...

[ 情報 ]

ネットで利用請求画面表示が出て消えない、どうしたらいいのかその対処法
イメージ

 Web利用に詳しくない人を怖がらせ、従わせる手法 ●インターネットでいろんなページを閲覧中に、人の興味を引...

[ 情報 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ