コラム

 公開日: 2014-11-11  最終更新日: 2017-09-05

サポートの現場で遭遇するパソコン操作の意外なトラブルとは

●パソコンサポートの現場で、どうしてこうなった?と不思議だったり想定外の意外なトラブルに遭遇することが良くあります。

●今回はその中でも、難しい操作などではなく、日頃誰もがやっている初歩的な操作で起きている、実際に遭遇した意外性のある操作の問題点とトラブルをいくつかをご紹介したいと思います。

ドラッグアンドドロップ操作

●マウス操作でファイルを移動したりゴミ箱に放り込んだり大変便利な機能ですが、トラブルになったらダメージが大きいのもこの操作の特徴です。

●システムが不安定な時やネットワークが不安定な時にこの操作をした場合、データが消失、または行方不明になることがあり、サポート事例でもたびたび相談があります。これはGUI(Graphical User Interface)を介在させる操作であることが主な原因。

●ドラッグアンドドロップ操作を禁止にしている会社なども実際にあるようです。基本操作はやはり"コピー、貼付け"です。

切り取り操作

●"切り取り"操作もトラブル誘因の一つとなります。"切り取り、貼り付け"でデータを移動させる際にネットワークやシステムが不安定だったりHDD転送に問題が出た場合、操作が完了せずそのままデータが喪失してしまうことがあります。

●特に大容量のデータを一度に転送する際には"切り取り"操作は危険です。これも実際にサポート事例でこれまで何度も起こっている事です。"コピー、貼り付け"で移動後、元データを削除するのが確実な操作です。



パケットライト

●パケットライトとは、CD-RやDVD-Rにデータを書込む際にドラッグで光学ディスクアイコンへデータなどをドロップすることで自動的に書込みを行う方法です。

●通常、光学ディクスメディアへのデータ書込みはライティングソフトを起動し、データを登録、書込み設定操作をして「ライティング」といういわば儀式を行います。ところが、パケットライトはそのような手間がかからず手軽だということでかなり一般化した操作になっています。

●しかし、このパケットライト方式は、環境によって互換性に問題が出ることがあり、作成したPC以外ではデータが開けなくなることがあります。これではデータをバックアップしていても意味がありません。

●サポート事例としては、以前のPCで作成したディスクだけ新しいPCでは読まないという相談で発覚します。

●ですから、互換性や保存性を重視する場合はパケットライト方式は避けた方が良いでしょう。



ファイルを開く(関連付け)

●メール添付などで送られてきたファイルを開こうとして下記のような表示が出てくる場合があります。その際にこの操作を続行してしまって、パソコンの"関連付け"をおかしくしてしまう例が今でもかなり見受けられます。



●サポート事例では、電話の応対の際にメール添付が開けないという相談で発覚します。

●そのファイルを開けるソフトウェアが入っていないPCでは、当然開くことはできません。無理にどうにかしようとして関連のない"関連付け"を強行しないように。また"関連付け"は自動車運転で言うならば交通標識を知っておくのと同じくらい、IT常識の一つです。「初心者だからわからない」という時期はもう過ぎています。

●このように何でもない操作でも時と場合によってはトラブルになることがあります。初歩的なパソコンの操作でも、簡単なようで実は奥が深いのです。パソコンは家電製品の操作のようにはいかないという事を再認識しましょう。

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