コラム

 公開日: 2014-07-24  最終更新日: 2014-08-01

パソコンが"できる"という本当の意味と3つの要素(前編)

パソコンが"できる"ということはどういうことを言うのか?

●以前、パソコンの上達法について述べましたが、最近スマホで「パソコン 上手くなりたい」という検索が来るようになっていますので、もう少し掘り下げてパソコンが"できる"ということはどのようなことかお話したいと思います。

●パソコンが得意であるとか上手だとか普通に言いますが、それは具体的にどのようなことを言うのでしょうか?

●一般的には、タイピングが早い人のことを言うようですが、他にはパソコンを自作しているなど、趣味系の人のことを言う場合もあります。また、職業で一定のソフトを使いこなしている場合も言うかもしれません。



●サポートエンジニアから見て、パソコンが"できる"人ということを定義すると以下の3つが要素として上げられます。

①パソコンの能力に見合った使い方をしている
②早くて的確な検索能力
③OSとアプリケーション、ハードウェアのバランスを考えて運用している

●この要素には、一般的に言われている以下の要素は実は入っていません。
「タイピングが早い」
「ワードエクセルが得意」
「無料で便利なソフトをたくさん知っている」
「便利なWebサービスをいくつも知っている、使いこなしている」
「ブログをやったり、SNSサービスにいくつも登録している」
「ホームページを作成できる」
「パソコンやタブレットなどをたくさん持っている」
「ネットワークでフォルダを共有して複数台で使っている」
「写真、ビデオを編集、アップロードできる」

●残念ながらこれらのことはエンジニア視点からではパソコンが"できる"人の要素ではありません。
これらはパソコンが"できる"というよりパソコンが"使える"という範疇になります。

●一定のソフトや慣れの上で"使える"事ですので、ここで言うところのパソコンが"できる"というのとは少し違います。

●パソコンはソフトウェアだけでは動きません。ハードウェアだけでも動かず、すべてを総合して動いていますので、まずそのことを理解して使用しているかどうかが重要です。それが"できる"という要素の一つになります。

●ネットワーク共有設定で複数台使っているからと言って、理想的な環境を構築できているかどうかは疑問です。高価なソフトウェアを購入しても、ハードウェアの対応がなされていないとそのソフトの能力を引き出すことはできません。また、プログラミングが得意でもノートパソコンくらい分解できてほしいですね。

●プロドライバーのある方が以前、車の専門紙上でこのようなことを言われていました。
「車のコーナーリング性能はタイヤと路面の摩擦係数で決まる。どんなに良いタイヤやサスペンションでも、限界を超えれば自然の法則に従ってプロとかアマチュアなんて関係なく滑り出し、スピンを始める。しかし、プロがちがうところは、その係数を体感で把握しコントロールし、超えないギリギリを維持してスピンさせずに限界最速で走りぬくことが出来るということだ。」
※そのままではないような気がしますがこのような内容でした。



●これは、物と人間の関係の真理を的確に突いていて、要するにプロの"できる"ということは超人的な振る舞いをしているのではなく、法則や原理などを把握し知っていてどこが限界かもきちんとわかっている、そしてその中でコントロールが出来るということなのです。

●そこには、自然の法則に対する畏怖の念や「謙虚であれ」という哲学的な要素まで含まれていて、単に上手ということとは違って一線を画している境地が窺い知れます。

●分かり易く言えば、剣豪宮本武と佐々木小次郎の決闘の話で「小次郎破れたり!」という場面がまさに"できる"の意味に近いと思います。よく昔から時代劇で「お主、できるな」というセリフがありますが、その意味には、「上手だ」というより本質を理解している事に対しての称賛の意が含まれていると思います。

●ではパソコンを"できる"ようになるためにはどうしたらいいのでしょうか?

後編へ続く・・・

(株)九州インターワークス 注目のページ
「パソコンがおそい、固まる主な原因」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/osoi.htm
「パソコンの安定化対策」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/antei.htm
「パソコンとほこり」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/hokori.htm

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九州インターワークス [ホームページ]

システムエンジニア 古賀竜一

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TEL:0942-84-1943

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