杉山信二

すぎやましんじ

九州防災メンテナンス株式会社

[ 北九州市八幡西区 ]

コラム

 公開日: 2015-08-14 

怖いのは大雨の後です

台風の多い季節を統計でみると6月から10月が多く発生しているようであり、特に9月前後に日本列島を通過する台風が多いようです。

さて、防災意識の高くなった昨今ではありますが、家屋の耐震構造ばかりに目を向けられてはいないでしょうか。もし、自宅に自然石を使った石積みがあるのなら、是非石積みの点検をして頂きたいと思います。

現在、自然石の石積みは土圧に耐える構造物としては考えられていません。切り取った斜面の保護程度と考えられているのです。しかしながら、現状は土留めに使用されているケースが多く、危険な石積みが沢山存在しているのです。

特に気を付けたいのは沢状の地形に作られている石積みです。降雨は地面に浸透して沢の深い部分に集まるのですが、近年のゲリラ豪雨や大量の雨を運んでくる台風によって地下水としての処理ができなくなるのです。その結果、水位が上がって石積みを崩壊させてしまうことがあるのです。
降った雨が浸透して集まるにはタイムラグがあります。大雨の時もそうですが、怖いのは土砂に水を含んだ大雨の後です。

自宅の周りの地形を見て沢状地形であれば注意が必要です。石積みに「きれつ」「ずれ」「膨らみ」などがあったら必ず補修を行ってください。一度動いた石積みは不安定な積木のようなものですから。


石積み災害


家屋は耐震構造でも足元から崩壊する可能性は十分あるのです。
是非、台風の来る前に点検を行いましょう。


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